政府は11月30日、医療や介護など社会保障制度の将来的なあり方を議論する「社会保障制度改革国民会議」の初会合を首相官邸で開いた。野田佳彦首相は、「社会保障の残された課題を議論し、一つひとつ道筋をつけ、国民の揺るぎない安心につながるよう、しっかりした議論をお願いしたい」とあいさつした。会長には清家篤慶應義塾長を選出し、設置期限の来年8月下旬まで議論を進め、制度改革の方向性を示す。
この日の初会合では、事務局の社会保障・税一体改革に関する民主・自民・公明の3党協議で合意した医療、介護、年金、少子化対策の検討項目等の説明をもとに、委員間で意見交換した。
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