メディパルホールディングス傘下で日用品・化粧品卸大手のPaltac(本社大阪市、折目光司社長)は、事業エリアの全国化と共に、高品質・ローコストの物流体制を確立するため、全国に大規模最新鋭物流センター(以下RDC)の構築を進めているが、このほど新たな「RDC中部」が愛知県春日井市に完成した。同センターは、既存のRDC東海とRDC岐阜の物流2拠点と外部倉庫を集約・統合した物流センターとして、12月から本格稼働する。対象エリアは東海地区、愛知、三重、岐阜、静岡西部、長野、滋賀の一部で、190社(2500店舗)の取引先をカバーする。
現在、全国に16カ所のRDCが稼働している。今回のRDC中部に関して、21日の竣工披露で会見した豊田一憲取締役専務執行役員は「サプライチェーン全体最適化を目指すためには、RDC運営によるコストダウンが不可欠。成長が期待できる東海エリアの事業拡大に向け、RDC中部は最新・最大のセンター」と強調した。
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