NPO法人の更年期と加齢のヘルスケア(東京大田区)は、先月都内で「第11回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会」を開催したが、この中で「日本サプリメント学会」の設立が発表された。学会は、健康維持・増進や疾患などに対応したサプリメントの学術的な知識、情報等を広く普及していくが、特に臨床現場への普及を促すのが大きな目的。
日本サプリメント学会の設立背景として、同NPOの小山嵩夫理事長(小山嵩夫クリニック院長)は、わが国のサプリメントの現状について「健康の維持、増進にサプリメントは必要だが、その用い方、評価法などが医薬品ほど明確にされておらず、分かりにくい印象を与えている。また、医療関係者の大部分は疾患の治療を主たる目的とした、医療保険制度内で働いているため、サプリメントの理解者が非常に少ない」とする。
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