全国薬科大学長・学部長会議は7日、都内で第2回総会を開いた。文部科学省高等教育局医学教育課の伊東陽子薬学教育専門官、厚生労働省医薬食品局総務課の田宮憲一課長補佐らがアドバイザーとして出席、両省の当面の課題などを紹介した。伊東氏は薬学系人材養成のあり方に関する検討会」フォローアップ・ワーキンググループがまとめた「所感」について触れ、教育改善に向け各大学の自主的な取り組みを促した。
伊東氏は、基礎学力不足の学生がいる大学を含め「どの大学も国家試験対策に熱心だが、それだけでは問題発見・解決能力を持った薬剤師として活躍することは困難ではないかと言われている」と指摘。大学としての役割を改めて求めた。
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