◆先日、在宅医療に取り組む薬局を取材した。取材対応をしてくれた薬剤師の方は、▽今後、在宅医療はますます増加する▽薬局はもっと積極的に在宅医療へ関与すべき――といった考えを示した
◆加えて、近年の在宅医療では「終末期医療の在宅患者が増えてきている」との印象を口にし、「終末期を自宅で迎える患者や家族の苦痛を取り除く役割を、薬局薬剤師がどこまで担えるかが課題だ」と語ってくれた
◆終末期医療においては「自分らしい最期を迎えたい」とする患者の思いが一つのキーワードになる。現在、リビング・ウィルやエンディングノートといわれる文書に延命治療等に関する希望を事前に書いておく取り組みも広がりつつあるという
◆しかし、「自分らしい最期」に対する考え方は人それぞれだと思う。患者とその家族で考え方が異なるケースもあるだろう。終末期医療の在宅患者と関わる薬剤師には、患者等が口にする「自分らしい最期」という思いを汲み取り、真摯に向き合った形での接し方が求められていくのではなかろうか。
終末期医療の在宅患者に薬剤師は
2012年12月17日 (月)
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