安倍晋三首相が12月26日に発足させた自民、公明両党連立の第2次安倍内閣。厚生労働相に田村憲久元厚労政務官、文部科学相には下村博文・元文科政務官がそれぞれ初入閣した。経済産業相に茂木敏充前政調会長を起用し、社会保障・税一体改革担当相や経済財政担当相に甘利明元経済産業相を充てた。沖縄・北方担当相として初入閣した山本一太元参院政審会長は、IT(情報技術)・科学技術担当相も兼務する。
安倍新内閣は同日の初閣議で、民主党政権が設置した行政刷新会議、国家戦略会議、行政改革実行本部の廃止を決定。国家戦略室に代わり経済財政諮問会議を復活させたほか、日本経済再生本部を設け、官邸の経済政策の司令塔と位置づけるなど、前政権との違いを打ち出した。
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