東北薬科大学の高柳元明理事長・学長は、本紙のインタビューに応じ、全国で初めてとなる「薬科大学附属病院」の方向性について、「(買収した)東北厚生年金病院は、多様な診療科と医療機能を持ち、教育関連病院として理想的な病院」と強調。附属病院の設置によって、特に実務家教員の臨床研修や大学院教育を充実させ、薬学教育のモデル病院に発展させていきたい考えを示した。その上で、病院の建て替えを視野に、「薬剤部のスペースを充実させ、薬剤師が活躍できる病院にしたい」と語った。
「東北薬科大学病院」としてスタートする東北厚生年金病院は、病床数466床、職員数685人を擁するほか、診療科目は消化器科、精神科、神経内科、循環器センターなど20科目を有し、救急告示病院、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院等の多様な医療機能を有する総合病院だ。
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