厚生労働省、文部科学省、経済産業省等の各省庁は10日、科学技術関連の2012年度補正予算案と13年度予算概算要求を、自民党科学技術創造立国調査会に提示した。特に今年度補正予算では、iPS細胞関連の再生医療実用化やイノベーションの推進に向け、厚労・文科・経産の3省で約230億円を計上した。
科学技術関連の補正予算案では、厚労省は医療関連分野におけるイノベーションの一体的推進に87億円を計上。医薬品・医療機器開発等に関する基盤整備として、創薬支援機能の強化や治験環境整備等に58億円、官民協働の資金拠出による国内製薬産業の海外進出支援として、開発途上国向けの顧みられない熱帯病の医薬品開発の促進に7億円を盛り込んだ。
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