健康ニーズが商品群に反映
総合マーケティングビジネスの富士経済(東京中央区)は、健康(Health、ヘルス)や美容(Beauty、ビューティ)に良いというコンセプトを持った健康美容食品(H・Bフーズ)の国内市場を調査した結果を、「H・Bフーズマーケティング便覧2013(No.1、健康志向食品編)」にまとめた。この中では、訴求効能別の注目市場の一つとして、“中性脂肪値・コレステロール値改善”を挙げ、2012年の同市場については前年比で27・9%伸長すると見込んでいる。
同報告書ではH・Bフーズのうち、機能より味覚面を重視した商品設計で、一般加工食品とも競合が予想される健康志向食品として、「明らか食品」(一般加工食品に機能性成分を添加、強化することで商品の機能性を訴求する食品群)と、「ドリンク類」(明らか食品のうち、飲料分野に属するもの)の市場を、訴求効能別に分析している。
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