日本OTC医薬品協会は23日、都内で会見を行い、最近の大きな出来事として、「生活習慣病に対する薬がスイッチOTCとして承認されたこと」と「行政府がセルフメディケーションやOTC医薬品の重要性を認めるようになったこと」を挙げた。その上で、2013年度の活動計画として、[1]セルフメディケーションの普及活動[2]OTC医薬品枠の拡大[3]薬剤師の教育・研修におけるセルフメディケーションとOTC医薬品の位置づけを高める──という三つに重点的に取り組んでいく考えを示した。
会見で吉野俊昭会長(ロート製薬)は、昨年を振り返り、「年末に政権交代があり、特筆すべきことは自民党の政策公約の中にセルフメディケーションの普及、スイッチOTC医薬品の推進ということが、具体的に挙げられたことだ」と指摘。「これは今後、セルフメディケーションを推進していく上で、大変大きな力になると思う」とした。
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