木倉保険局長「医療の効率的提供目指して」‐地域包括ケア体制を整備

木倉敬之保険局長は、高齢化が進む中、住み慣れた地域において医療・介護・福祉を一体的に提供する地域包括ケアの考え方が「普及してきている」とし、「地域で暮らしている方を中心に据えた支援の仕組み、医療・介護サービス提供の仕組みを包括的に考えていただき、連携・ネットワーク、これを行政の立場からうまく張りめぐらせていくための努力をしたい」との考えを示した。
木倉氏は、2013年度から始まる第2期医療費適正化計画について、「計画をしっかり進めていただき、住民の健康を保持することが結果的に医療の効率的な提供につながっていくことは非常に大事なこと」と強調。実際に計画の策定を行う都道府県に対して、「その趣旨をしっかり踏まえていただきたい」と要請した。
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