6次産業化へ総合的取組み
奈良県は、生薬の生産拡大から関連する商品・サービスの創出等に向けた総合的な検討を行う漢方プロジェクト事業を2013年度からスタートさせる。13年度当初予算案として2000万円を計上。県下での薬草栽培者の人材育成から、関連製品の開発、一般消費者に向けた啓発活動など、川上から川下までを見据え、「漢方」について総合的に検討していく。
漢方治療が世界的に注目を集める中で、同県の漢方や生薬製剤は、奈良時代にまで遡る文化的・歴史的な背景があり、地場産業としての医薬品製造業や配置薬業が発展するなど特徴がある。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。