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古き賢者の“教え”

2013年3月11日 (月)

◆今から100年以上も前のこと。明治末期から昭和初期までの二十数年の間、東京大学本郷キャンパス内に、医院から独立した建物として、図書館も完備した『模範薬局』が存在した
◆同薬局では、薬剤師は単なる処方調剤の任務にとどまらず、積極的に処方箋を確認して、医師に助言できる見識を持ち、薬品の安全性を確保するためには品質試験を行い、適正な薬品管理、貯蔵の責任を果たす一方、外国文献を参照して、学術の進歩を図らねばならない――との理念を掲げていた
◆この理念を読むと、医師とは違う立場から、薬の専門家として薬剤師が処方設計にも関わっていることを示すもので、現代にも通じるもの。また「学術の進歩を図る」では、まさにサイエンティスト・ファーマシストを指すと見る
◆今月末の日本薬学会133年会は、模範薬局跡地に建つ学術研究の中軸・東大薬学研究科の主宰。改めて実務の礎たる学術の意義、神髄を確認する機会と期待される。「業も学も混沌とした時代」を迎え、古き賢者の“教え”を実践してはいかが。




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