◆4月から新年度を迎え、製薬各社は大規模な組織改編を行う。発表された各社の新体制を見てみると、研究開発体制での再編が目につく
◆第一三共は、バイオ医薬品の研究基盤を拡充するため、各研究所に分散しているバイオ医薬品研究機能を集約し「バイオ統括部」を新設する。次世代バイオ医薬品の標的探索から薬理評価に加え、創製・最適化の基盤技術の構築を目指す
◆大日本住友製薬は、研究開発本部を再編し、細胞医薬や再生医療など先端医療分野を強化する。先端創薬研究所と既存のゲノム科学研究所内に専門の研究グループを設置する。さらに米子会社サノビオンと臨床開発機能を横断的に統合する「グローバル臨床開発組織」を編成し、世界同時開発に対応していく
◆一方、グローバル規模で安全性情報管理体制を強化するのはアステラス製薬。メディカル担当役員に米子会社アジェンシス社長が就任した。開発だけでなく、信頼性保証やファーマコヴィジランスの領域でもグローバルで一元管理する時代を迎えている。
製薬各社の新体制は
2013年03月08日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
新薬・新製品情報
寄稿