水剤調剤、確かな技術でサポート
日立アロカメディカルは、超音波診断装置や医用分析装置などを製造販売する国内トップ企業。その長年にわたる繊細かつ確かな先端技術、ノウハウを背景に、水剤調剤支援装置「PharmaFLEX S901」を提供。水剤の分注作業や鑑査業務を確かな技術でサポートしている。
「PharmaFLEX S901」は、これまで薬剤師が手作業で行っていた分注、目視での秤量確認を代替するもの。分注時間はおよそ2分。機能として、分注ごとに処方ボトルの画像データを取得する機能は心強い。薬剤師は、階段状に分注過程が示された記録画像を確認しながら、鑑査することができる。
また、他社に先駆けて、元薬ビンの「転倒混和」機能を標準装備。攪拌が必要な水剤を分注前に攪拌できる。操作はタッチパネル、あるいはハンディーバーコードリーダーで簡単に行える。バーコード化による運用が、調剤過誤防止にも威力を発揮している。
元薬ビンは9本まで収納できる。従来のガラスボトルに加え、プラスチックボトルにも対応できる。専用ノズルの採用で元薬ビンをそのまま架設できるのが特徴。収納された元薬ビンは自動的に転倒された状態で、水剤が処方ボトルへと供給されるため、最後まで無駄なく分注できるのも大きな特徴だ。
通信仕様は従来、調剤支援システムを介してのみの連動だったが、新たにNSIPSにも対応。標準的なレセコンにつながり、多様な施設での簡便な導入を可能にしている。
日立アロカメディカル
http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/data/specimen-004-PharmaFLEXS901