厚生労働省のチーム医療推進会議は3月29日、「特定行為にかかる看護師の研修制度」の最終案を了承した。日本医師会等から根強い反対意見もあったが、約3年にわたる議論が一応の決着を見た。今後、厚労省は研修制度化に向けた作業に着手する。またこれからは、引き続きチーム医療推進の方策について、ワーキンググループで議論を進めることを確認した。
この日の会議では、医師または歯科医師の指示のもと、診療補助のうち、必要な特定行為を行う場合の研修を制度化する最終案を了承した。特定行為の具体的な内容を省令等で定めるほか、指定研修を終了した看護師に登録証を交付すること等を明記した。
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