
山本氏
東京都薬剤師会の政治団体である東京都薬剤師連盟は、日本薬剤師連盟が各都道府県薬剤師連盟から徴収する責任負担金が会員の実態を反映していないとして、是正措置が示されるまでの間、日薬連盟の支部としての協働的行動を休止する。2013年度分の支払いも見合わせる。ただ、今夏に控える参院選挙の候補者支援などは都薬連盟の独自判断による政治活動として継続する。
日薬連盟の責任負担金は、厚生労働省が公表している各都道府県の薬局勤務薬剤師数を分母として、全国平均の会員組織率70%を基準に“見なし会員数”を割り出して賦課額を算出しており、組織率が低い首都圏は必要額の確保が難しい。2年前には神奈川県薬剤師連盟が資金繰りを理由に日薬連盟を脱退している。
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