
ブルン社長
バイエル薬品のカーステン・ブルン社長は3日に記者会見し、2012年の薬価ベース売上高が対前年比0・6%減の1902億円だったと発表した。高脂血症治療剤「ゼチーア」、非カルシウム性リン吸着剤「ホスレノール」、月経困難症治療剤「ヤーズ」が牽引して約6%の薬価引き下げの影響を相殺した。13年度は12年に発売した抗凝固剤「イグザレルト」、加齢黄斑変性治療剤「アイリーア」の貢献を見込み、売上高2000億円以上を目標に掲げた。
ブルン氏は12年を「将来の成長基盤を築くことができた。業績には満足している」と総括した。
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