東京都薬剤師会は、後発品の使用促進に向けた環境整備を図るため、現場での具体的な問題点を拾い上げることを目的に、会員に情報提供を求めていく。注文してもなかなか後発品が入手できないといった流通問題など、会員から「後発品の安定供給に関する苦情」という形で、情報を収集する。12日の定例記者会見で明らかにした。今年度から大学病院の所在地である2地区薬剤師会で、注射剤無菌調製手技取得を目的としたモデル事業を行う。
東京都の後発品の数量シェアは、2012年9月現在で25・3%で、全国平均28・7%から3・4ポイント低く、都道府県別では下から4番目という状況にある。
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