厚生労働省の研究班が、20~70歳代以上の長野県民3500人を対象にした「薬の購入に関する意識と実態調査」の結果によると、過半数の52%がインターネットなどによる販売を通して医薬品を購入したくないと考えていることが分かった。特に70歳以上の高齢層で、「購入したいとは思わない」「あまり購入したくない」が合わせて8割を超えるなど、ネットでの医薬品購入に否定的な意見が多かった。
調査は、厚労省の研究班が2月に行ったもので、無作為に選んだ長野県内在住の成人男女3000人、県内の村部成人男女500人を対象に実施し、全県1669人(回収率55・6%)、村部279人(回収率55・8%)が回答した。
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