癌・中枢で事業多様化図る

大塚ホールディングスの樋口達夫社長兼CEOは、中期経営計画の進捗状況を説明し、2012年度の医療関連事業が計画対比で190%と好調に推移していることを明らかにした。最終年度となる13年度を前に、中計目標を上回った格好。樋口氏は、今後の方向性について、「15年以降を見据え、抗精神病薬のエビリファイに依存した医薬品事業から脱却し、中枢神経系・癌を中心とした事業の多様化を目指していきたい」と語った。
今中計では、13年度に医療関連事業で売上高8470億円、営業利益2000億円を目標としていたが、12年度時点で売上目標に到達。為替影響を強く受けたアジアを除き、日米欧で計画を上回る進捗を見せた。
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