細胞治療を本格化
アステラス製薬の畑中好彦社長は、研究体制を再編して新薬創出力を強化する方針を示し、「外部環境の変化に柔軟に対応できるように、これまで自社研究が中心だった資源配分を見直す」と述べた。また、新技術への挑戦として「再生医療の取り組みを本格化し、競争優位を確立したい」とも語り、これまで進めてきた再生医薬研究に加えて細胞治療に乗り出す考えも明らかにした。
研究体制の再編は、外部資源のさらなる活用、新規領域と新技術への取り組み、有望な前臨床開発プロジェクトの加速、後期臨床プロジェクトへの資源投下を目的に実施する。具体的には[1]「アステラス・イノベーション・マネジメント(AIM)」の設置[2]研究マネジメント体制の強化[3]研究プロセスの複線化[4]研究機能の最適化――が柱。
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