国境なき医師団(MSF)は16日、マレーシアで始まった環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の交渉会合を受け、安価なジェネリック薬の入手機会を阻み、公衆衛生利益のための法律可決能力を各国政府から奪い得る条項を削除するよう求める声明を発表した。
今回の交渉会合では、新薬の独占保護期間を延長し、GE薬の投入を遅らせる米国の条項案を含めたTPP協定の最終決定を控えている。こうした中、MSFは新たな知的財産関連条項により、GE薬の製造・販売が制限されてしまうことに懸念を示した。
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