医薬基盤研究所は23日、厚生労働省の独立行政法人評価委員会調査研究部会に、2012年度の自己評価を提出した。「基礎研究推進事業」「薬用植物」「医薬品等の毒性等評価系構築に向けた基盤的研究」など6項目を、中期計画を大幅に上回っているとして最高の「S」評価をつけた。
「基礎研究推進事業」は、創薬研究の経験と知識を有するプログラムディレクター、プログラムオフィサーによる進捗管理・指導によって、12年度の査読付き発表論文の採択課題1件当たりの数が中期計画の4・07を上回る5・25件となったほか、製薬企業への知的所有権の実施許諾を行うなど、実用化が見込まれる研究プロジェクトの割合が目標の4割以上を大きく上回る6割に達したため、最高の評価とした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。