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病気を知ることが重要

2013年10月09日 (水)

◆65歳以上の男性の10人に1人が、重篤な脳梗塞につながる心房細動と診断されている。「健康日本21推進フォーラム」が脳卒中協会の協力を得て実施した調査で分かった
◆心房細動は高齢者に多く見られる不整脈で加齢と共に増加し、70歳代の5%、80歳代の10%程度の割合で起こる比較的起こりやすい不整脈だ
◆国内で患者は約130万人、潜在的には200万人を超すともいわれている。自覚症状として動悸で気づくことがあるが、発作に気づかず健康診断等で見つかることも多い
◆心房細動を起こすと脳梗塞発症リスクが約5倍に高まるため、脳梗塞の予防を目的に抗凝固薬の服用を適切に開始し、生涯にわたって継続することが重要になっている
◆調査では、一般生活者の7割が心房細動になると脳梗塞になる危険性が高まることを知らず、通院患者でもその認識が薄いという結果だった。ただ、一旦そのことを知ると、8~9割の人たちが受診や服薬継続などの意向を示す。病気になったら、その病気のことを知ることが重要となる例だ。



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