◆最近、小売業界では新業態を模索する取り組みが目立ってきた。ドラッグストア、あるいは調剤薬局がコンビニエンスストアと提携して、一体型店舗を出店。両者の利便性、専門性、商品力などをエリアに応じて組み合わせ、さらなる生活支援型店舗の実現を目指す
◆夜間帯での一般薬の販売、また夜間での処方箋受付が好評な店舗もあるようで、改めて地域の需要が再確認された格好だが、あくまで一部の限られた店舗であり、今後の広がりは検証次第だ
◆注目すべきは、コンビニが健康志向の食品の好調な推移を背景に成長戦略として“健康”を打ち出していること。中でも大手のローソンは『マチのほっとステーション』から『マチの健康ステーション』へとスローガンを改め、医薬品販売店舗や調剤薬局併設店を大幅に増やしたい考えだ
◆ローソンでは今後、会員に健康管理のできるアプリを無料配布し、健康相談も開始するという。少子高齢化の中での「健康」をキーワードとした小売業態の動きは、地域密着薬局にとって対岸の火事ではない。
『マチの健康ステーション』
2013年10月28日 (月)
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