田辺三菱製薬の2014年3月期中間決算(連結)は、多発性硬化症治療薬「ジレニア」のロイヤリティ収入があったものの、国内医療用医薬品の減収が響き、売上は横ばい、営業利益と経常利益は減益となった。
医薬品事業は、前年同期比0・7%増の2020億円だった。国内医療用医薬品は、抗ヒトTNFα抗体「レミケード」が6%増の390億円、ワクチン群が10%増の140億円、新製品の抗リウマチ薬「シンポニー」と抗うつ薬「レクサプロ」が伸長したが、後発品の影響拡大やジェネリック医薬品事業の提携解消などが響き、3・2%減の1709億円となった。
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