「ウルティブロ吸入用カプセル」は、慢性閉塞性肺疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の寛解を適応症とする1日1回吸入剤で、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)のグリコピロニウム臭化物と、長時間作用性β2刺激薬(LABA)のインダカテロールマレイン酸塩を有効成分とする。
作用機序の異なるLAMA、LABAの2種類の長時間作用性気管支拡張薬を配合するのは日本初。気管支拡張作用に優れる。
専用の単容量型ドライパウダー吸入器「ブリーズヘラー」を用いて吸入し、吸入回数が異なる薬剤の併用や、薬剤ごとにデバイスを変更する煩雑さを解消できる。