米アボットの長期収載品を中心とするエスタブリッシュ医薬品事業を担うEPD医薬品部門は、世界15カ所の自社工場を軸とする生産ネットワークを駆使し、130カ国以上へ高品質な製品を供給している。その国内拠点が福井県にあるアボットジャパン勝山事業所だ。このほど開催した報道向け見学会で、アントン・ハービックEPD医薬品グローバル生産担当バイスプレジデントは、日本を「先進国の中でも最も重要な市場のひとつ」とし、勝山事業所の生産技術について、「世界トップの水準。アボット内のコンテストで1位になったこともあるほど」と自信を示した。
アボットジャパンは2003年にダイナボットと北陸製薬が合併して誕生したが、勝山事業所の歴史は母体となる旧北陸製薬の創業から数えると90年以上になる。
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