2014年(第30回)日本国際賞の受賞者が29日、発表された。受賞対象2分野のうち「生命科学分野」では、世界で初めて「遺伝子発現の制御機構としてのヒストン修飾」を発見し、遺伝子の後天的変化の謎を解き明かしたデビッド・アリス氏(ロックフェラー大学教授、62歳)が選ばれた。
記者発表会でアリス氏は「日本国際賞の受賞は、スーパーボール級の体験であり、世界をより良い場所にする一助となるよう努力せよと言われているのだと思う。私は科学を通じてそのように努めてきた。人々がより健康的な生活を送ることに私たちの発見が役立っていることを嬉しく思っている」と喜びを語った。
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