ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(ウエルシアHD)と、小売業大手のイオンは14日、両社の業務・資本提携を深化させることを決定し、覚書を締結した。ウエルシアHDの中核企業であるウエルシア関東は、2000年2月にイオン(当時ジャスコ)と業務・資本提携を締結し、両社は長年にわたり信頼関係を深めてきたが、今回、ウエルシアHDが掲げる「日本No.1のドラッグストアチェーン」構想の実現に向け、自主性・独立性を尊重した良好な関係は今後も変わらないことを確認した上で、業務・資本提携を深化させることとした。ウエルシアHDはこの日の取締役会で、グループ内統合を含めた新たな経営体制に移行することを決めたが、イオンではこれまで培ってきた事業及び組織再編に関するノウハウの提供等を通じ、この組織改革を全面的にサポートしていく。
新社長に水野副社長‐9月には統合新会社
今回合意した業務・資本提携の深化に関する主な内容として、[1]ウエルシアHDの組織改革実施[2]関西エリアの事業基盤強化[3]経営資源の提供[4]資本関係の強化[5]人材交流の実施──を挙げている。
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