エスエス製薬は、解熱鎮痛薬「イブA錠」(指定第2類医薬品、24錠入り)の限定パッケージ第3弾を、12日から数量限定で発売を開始した。日本を代表する写真家・映画監督の蜷川実花氏のデジタルフォトブック「ニナデジ」とコラボレーションした、色彩豊かなスペシャルパッケージで、かわいい系の「CUTE」版と、かっこいい系の「COOL」版の2種類ある。
同社の「イブ」ブランドは、解熱・鎮痛・抗炎症作用に優れたイブプロフェンを主成分とする。このうち「イブA錠」はイブプロフェンに加え、イブプロフェンの鎮痛効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合し、生理痛・頭痛に高い効果を発揮する。女性を意識した小型のフィルムコーティング錠剤で、飲みやすいのも特徴。
この「イブA錠」の限定パッケージは、特にコアターゲットの若年層女性に“私向けの痛み止め”であることを理解してもらうことをコンセプトに開始され、昨年5月に第1弾、11月に第2弾をそれぞれ発売している。
いずれも同品のイメージキャラクターを務めるタレントのローラがプロデュースしたことでも注目を集め、若年層ユーザーの獲得に成功した。
同社では、これまでの限定品に関し「ツイッターやブログなどで、デザインパッケージに対し“かわいい、持ち歩きたい”など多くのコメントが寄せられ、狙いであったイブA錠のノンユーザーに興味を持ってもらうことに成功した。この結果、シェアアップにも大きく貢献した」として、第3弾にも期待を寄せる。