日本保険薬局協会は21日、第11回定時総会で2014年度の事業計画・収支予算案、理事候補者を執行部提案通り了承した。役員改選では中村勝会長(クオール)を再任した。一方、新たに名誉会長(理事)を設けることを決め、初代会長の今川美明、第3代会長の岩崎壽毅の両会長経験者を選任することも承認した。
中村氏は調剤報酬改定について「財務省等が中心になり、ある意味では私たちの声が十分に届いていなかった。このまま放置できないので、いくつか項目に絞り、協会として対応していきたい」と総括。その上で「中身を十分に精査し、高齢社会での医療におけるわれわれの役割について深く考える時間を持てた。冷静に受け止め、過去を反省し、これからわれわれが進む道を正々堂々と、あらゆる方面に発信できる業界にならなければならないと考えている」と述べた。
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