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【薬剤師のスキルアップと生涯学習】廣州中医薬大学大学院(日本校)合作教育センター

2014年7月23日 (水)

本場中国の漢方の大学院、修士課程を日本で

 薬剤師のスキルアップを図るための機関が数多くある中、大阪滋慶学園が廣州中医薬大学と合作で運営する廣州中医薬大学大学院日本校(新大阪サテライトキャンパス)の「中薬専攻医学科学修士課程」(3年制)が漢方や生薬、鍼灸など、いわゆる「中医薬」に興味を持つ医師、薬剤師など医療従事者の間から注目されている。

 廣州中医薬大学は、中国広東省広州市にある1956年開校の薬学・工学・経済学・教育学部を持つ総合大学。大阪滋慶学園との交流は、滋慶グループの大阪医療技術学園専門学校の前身である大阪薬学専門学校と、廣州中医薬大学の前身である国立廣州中医学院が「漢方薬学」を学ぶセミナーのつながりで中国研修を開始した78年に遡る。93年からは日中健康学会や文化交流会、スポーツ交流会などを通じて学術交流や学生交流を積極的に展開。互いに留学生を受け入れる中で同大学院日本校は誕生した。

 今年開校3年目を迎え初の修了生を送り出した廣州中医薬大大学院日本校。同校の講座では、日本にいながらにして本場中国の漢方薬の大学院修士課程が学ぶことができ、受講しやすい集中講義システムと交通アクセスの良さも人気を集める大きな要素だ。

 廣州中医薬大学の教授が直々教える画期的な制度のもと、土・日・祝の3連休を利用するなど、廣州中医薬大の教授が来日し、開講しやすいシステムを採用している。そのため、ウィークデーに休みが取りにくい社会人も無理なく受講できると好評を得ている。また地下鉄「新大阪」駅・JR「新大阪」駅すぐの交通アクセスの良さも多忙な社会人にとって大きな魅力となっている。

 気になる言葉の壁も心配ない。大阪滋慶学園本部には中国の大学を出た後、日本の大学を卒業し博士号を取得した教授や、日本人で漢方に精通し中国語も話せる教授が名を連ねる。中国語が話せない受講生には心強い存在だ。

第1期生卒業式

第1期生卒業式

 今年6月に晴れて日本校第1期生として卒業した卒業生は、「私は全くと言っていいほど中国語ができません。また来日される教授陣の中には、日本語を話せない方もおられますが、毎回日本人のチューター(通訳)が同席してくれます。でなければ、私みたいな語学力に乏しい者が、卒業までこぎ着けるわけがありません」と話し、「日本にいながらにして“留学”が可能になったこのシステムを使わない手はないと思います。資格を取った後は、人生の幅を含めいろいろな分野での活躍が可能です。例えば、自店での接客の幅や奥行きが広くなる。漢方調剤薬局への就職などにも有利に働きます」と資格(修士号)の効用を力説する。

 日本校での3年間の教育・研究では、1年次の中国医学史、中薬学、方剤学、中薬学専論、中薬現代化と重要技術などの基礎に始まり、2年次の医学統計学、中薬貿易、修士論文作成、3年次の修士論文完成へと続く。修了するには原則として同大学院に3年以上在学し、必修科目18単位を修め、かつ修士論文に合格すること。また、3年間継続して中国語の履修があり、各年次とも廣州中医薬大学への渡航の必要もある。

 同大学院日本校では現在14年度生(12月入学)を募集している。「ご希望の方は、ぜひ説明会に参加してほしい」(同大学院日本校)とのこと。

 入学についてなど詳しいことは、廣州中医薬大学大学院日本校大阪滋慶学園教育合作センター事務局(大阪市淀川区宮原1の2の8、TEL06・6391・8184)まで。

学校法人 大阪滋慶学園
廣州中医薬大学大学院(日本校)合作教育センター
http://www.jrhm.jikei.com/




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