後発品促進や在宅ニーズも強力支援
パナソニック ヘルスケアが昨年10月発売した「PharnesIII‐MX」への注目が高まっている。現場の薬剤師の声を反映させた電子薬歴、定評と実績あるレセコンとを完全融合させた新製品は、先代譲りのシンプルで使いやすい画面、安全に配慮した多様なチェック機能を含め、最新のIT力で薬剤師の服薬指導、薬局運営を高いレベルでサポートする。
PharnesIII‐MX
フルHD対応により、薬歴表紙、鑑査情報、DSU（医薬品安全対策情報）、今回薬歴、過去薬歴、来局情報など１画面で多くの情報が表示でき、必要な情報を迅速かつ簡単に把握できる。処方比較も今回処方と過去４回分の調剤内容、指導内容を横並びで表示、一目で確認可能だ。
標準搭載されたデータベースも魅力。処方薬に加えOTC医薬品の添付文書をPDF形式で即座に確認でき、指導の質を高める。添付文書の改訂に関する「使用上の注意の改訂情報」「DSU」のデータベースの随時配信がエビデンスを支える。
選択メニューに長期投薬患者の来局予測を表示、在庫管理の適正化にも有用だ。スキャン機能も充実。処方箋や初回質問票、検査結果報告書などをスキャン、保存でき、現場負担を軽減する。
制度変更を先取りし、後発医薬品の使用割合の算定方法の変更（新指標）も充実した機能で対応。薬剤費負担の軽減額表示など豊富なサポート機能も魅力だ。在宅医療では訪問支援接続ソフト（オプション）とiPadの組み合わせで、訪問先で服薬指導の実施内容をiPadに入力後、局内の「PharnesIII‐MX」に送信すれば、薬歴への転記、「報告書」作成も自動化。煩雑な事務作業を効率的にサポートする。
パナソニック ヘルスケア
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