厚生労働省の今別府敏雄政策統括官は、専門紙の共同会見に応じ、政府が進めている処方箋の電子化について言及。実現した場合、「医療用医薬品のインターネット販売の議論を行う前提条件が整うことになる。そういう意味で関心は高い」との認識を示した。
今別府氏は、処方箋の電子化システムの運用性と効果の検証を目的として、別府市内の4医療機関と6薬局で実証実験を行っている「ゆけむり医療ネット」について言及。
モデル事業を進める上で、「電子認証が課題になる」との認識を示し、「引き続き、さらなる検討をしていくということになると思う」とした。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。