沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、同大学院の構造細胞生物学ユニット代表のウルフ・スコグランド教授が開発した蛋白質等の分子構造の3次元可視化技術を活用したOIST発ベンチャー第1号として、沖縄プロテイントモグラフィーを設立した。同社は、OISTのある沖縄県恩納村を拠点に国内外の市場に向けて受託解析事業を展開していく。
同社の設立は、スコグランド教授の技術の事業化を目指した文部科学省の大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)の成果であり、先月23日には沖縄県内のベンチャーを支援する、おきなわ新産業創出投資事業有限責任組合が、同社へ1000万円を出資した。今後同社は、OIST発の最先端技術を核として、沖縄県の自立的発展に寄与するグローバル企業を目指していく。
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