
第一三共ヘルスケアは、1日2回服用タイプの総合感冒薬「プレコール持続性カプセル」(指定第2類医薬品)のパッケージデザインを一新すると共に、容量を変更して新発売した。なお、優れた効き目の配合処方は従来通り。同社では今回のリニューアルに合わせ、プレコールブランドの新たなイメージキャラクターに俳優の向井理を起用し、本格需要期に向け10月上旬からTVCMを放映する予定。
同社が行った総合感冒薬の購入意向調査では、「効き目」で選ばれる一方で、用法である1日当たりの服用回数では、3回服用タイプの購入意向率が32%だったのに対し、2回服用タイプは65%と高かった。
「プレコール持続性カプセル」は、解熱鎮痛成分のイソプロピルアンチピリンおよびアセトアミノフェンを同時配合した総合感冒薬で、カプセル内の速溶性顆粒と遅溶性顆粒が時間差で体内に吸収されるため、朝と夜の1日2回の服用のため日中の飲み忘れの心配がなく、かぜの諸症状に優れた効果を発揮する。
今回のリニューアルでは、パッケージにホログラムを採用した先進的なデザインに一新し、優れた効果が持続する特徴を表現した。税別希望小売価格は、12カプセル1000円、24カプセル1650円、36カプセル2100円。
プレコールブランドの新たなイメージキャラクターには、俳優の向井理を起用した。同社では「知的でスマートな人柄で、高い支持を得ていること」を理由に挙げ、今後は10月上旬から放映するCMをはじめ、プレコールブランドの広告や全国の薬局・ドラッグストアの店頭ツールで積極的な販促を展開していく。