【新製品】ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺癌治療薬「アレセンサカプセル20mg、同40mg」 中外製薬

2014年09月08日 (月)

 中外製薬=ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「アレセンサカプセル20mg、同40mg」(一般名:アレクチニブ塩酸塩)を新発売した。切除不能な進行・再発患者を効能・効果に使用する。

 中外製薬鎌倉研究所で創製された選択性の高い経口ALK阻害薬。NSCLC患者の2~5%といわれるALK融合遺伝子陽性患者に対し、ALKのキナーゼ活性を選択的に阻害することで、癌細胞の増殖を抑えて細胞死を誘導し、抗腫瘍効果を発揮する。海外では、スイスのロシュに導出し、欧米で臨床試験を実施中。

 用法・用量は、成人にはアレクチニブとして1回300mgを1日2回経口投与する。



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