セルフM実践に向け幅広く討論‐11月に池袋で第12回学会 セルフメディケーション推進協議会

2014年9月24日 (水)

 認定NPO法人セルフメディケーション推進協議会(略称SMAC)が主催する「第12回日本セルフメディケーション学会」の講演内容など、詳細が決まった。メインテーマは「いますぐ実践できる!セルフメディケーション支援」で、11月1、2の両日、東京池袋のサンシャインシティ文化会館5階ホールで行われる。年会長は明治薬科大学教授の石井文由氏。初日には厚生労働省審査管理課の井上隆弘氏が「スイッチOTCの現状と我が国の将来戦略」と題し特別講演を行うほか、広く職種を超えたシンポジウムや教育講演などが予定されている。

 SMACでは、安心できる健康の維持と安定した医療費の確保を両立するセルフメディケーションによって、「健康で活気あふれる21世紀の生活環境を作る」ことをスローガンとして活動しており、その中で生活者のためのセルフメディケーションの推進を、学術的な側面から検討していくことを目的に毎年学会を開催している。

 セルフメディケーション支援を行う薬局、ドラッグストアには、すぐに医療が必要な人から、一般用医薬品を使用して様子を見た方がいい人、未病の状態で生活習慣の見直しが望まれる人など、様々な人が訪れる。これらの人をセルフメディケーションの視点から支援するためには、専門知識や観察力、話を聴くコミュニケーション能力はもちろん、かすかな兆候や傾向・習慣を見逃さないで発見する高い専門性に裏づけられた能力を磨くことが必要となる。

 石井年会長は「一人ひとりに合った最適なプログラムを提案するためには、医師、薬剤師、看護師、登録販売者、栄養士等による協働がこれまで以上に重要であると考え、今回のメインテーマを設定した。関係者の積極的な参加と、活発な意見交換を期待している」とする。

 初日の主なプログラムは、前記の特別講演に続いて、現場の薬剤師3人によるシンポジウム1「薬剤師による生活習慣病予防支援と効果の検証」がある。いずれの演者も「薬局における健康相談会とその効果」をテーマに発表を行い、中島正登氏(明治薬科大学附属薬局)はHbA1c測定と糖尿病予防支援、小島茉莉江氏(コージーファーマシー)は血中脂質測定と脂質異常症予防支援、円入智子氏(ウエルシア薬局)は骨密度測定と骨粗鬆症予防支援を取り上げる。

 このほか、慶應義塾大学薬学部の望月眞弓氏による教育講演「セルフメディケーションの現場で必要とされる薬剤師の役割」、口頭発表、ポスター発表、交流会を予定する。

 2日目のシンポジウム2「いますぐ実践できる!セルフメディケーション支援」では、鈴木順子氏(北里大学薬学部)が「在宅医療における薬剤師の活躍」、堀美智子氏(エス・アイ・シー)が「トリアージ業務で高まる薬局・薬剤師への信頼」、石橋幸滋氏(石橋クリニック院長、東久留米市医師会会長)が「行動変容をもたらす生活習慣改善指導のコツ」と題し、それぞれ講演する。

 会期中は両日とも、測定体験コーナーが併設され、自己血液検査(HbA1c&血中脂質)測定や、超音波式測定器による骨密度測定などが行われる。2日目午後には、公開市民講座として青{木+夘}幸利氏(東京都健康長寿医療センター研究所老化制御研究チーム副部長)が「奇跡の研究~中之条研究により解明された“病気にならない生活法”」と題し、講演する。

 参加費は一般3500円、学生500円。詳細はSMACホームページ(http://www.self-medication.ne.jp/




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