厚生労働省の四国厚生支局は、2013年度に実施した個別指導で保険薬局に改善を求めた指摘事項を公表した。「処方箋」に関する指摘割合が44%と最も多く、処方内容に問題が疑われるにもかかわらず、処方医への疑義照会が行われていなかったり、用法・用量の記載がない等の不適切な処方箋の内容について、そのまま調剤している事例が見られた。同支局は「積極的に疑義照会を行うこと」と勧告した。
同支局では、保険調剤の質向上、適正化のため保険薬局への指導・監査等の行政指導を行っているが、今回、四国4県の保険薬局に対する個別指導の主な指摘事項をまとめた。最も指摘割合が多かった処方箋の項目では、薬学的に見て処方内容に問題が疑われるにもかかわらず、処方医への疑義照会が行われていない事例が見られた。
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