国立社会保障・人口問題研究所は11日、2012年度の社会保障費用統計をまとめた。医療、年金、福祉等の社会保障給付費の総額が108兆5568億円で、過去最高を更新したと発表した。伸び率は1.0%。前年度に比べて1兆0507億円増加した。高齢化に伴い、給付費は増加の一途をたどっている。
社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」に分類し、部門別に見ると、「医療」は34兆6230億円で、前年度に比べて1.6%伸びた。医療が総額に占める割合は31.9%となった。
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