あすか製薬は、9月発売の高血圧症治療剤「カンデサルタン」のオーソライズドジェネリック(AG)について、通期売上として81億円を目指す。山口隆社長は、11月25日の決算会見で、「AGを日本で定着させられるよう責任を持ってやっていく」と述べ、将来的にはカンデサルタンのジェネリック医薬品市場でシェア50%獲得を目標とする考えを明らかにした。
あすかは5月に武田薬品と事業化契約を締結し、国内初となる特許満了期間前のAGとして、カンデサルタンを発売。上期売上がわずか一カ月間で30億円を突破し、二桁増収に貢献した。武田の物流ルートで特約店に販売し、あすかが医療機関等へ情報提供を行っている。
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