◆ある街の薬局経営者(といっても1人で開局)である薬剤師の方との雑談の中で、いま薬、特に漢方薬などを購入しようと来局する比較的若い人たちは、インターネットなどで多くの情報は手に入れているが、その役立て方を知らないのではないかと感じた
◆昔は、漢方薬などを購入する人は、まず薬剤師に自分の症状を訴え、対応する薬剤師はそれを聞きながら、また雑談しながら最適と思われる漢方処方を選んでいっていたという。昔は来局者と薬剤師のコミュニケーションがよく取れていたことがうかがわれるようだ
◆しかし最近の若者は、まずインターネットなどでどのような処方がいいのか調べて来局する。薬剤師がコミュニケーションを取ろうとすると、インターネットなどの知識を披露し、薬剤師とコミュニケーションを取ろうとしない
◆その薬剤師いわく、「まるでインターネットという大きな壁ができているようだ」。インターネットは便利だが、それに支配されてしまう可能性もある。肝に銘じながらこの社会で生きたいものだ。
インターネットという大きな壁が
2015年01月26日 (月)
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