◆次世代自動車戦略、サービス産業、クール・ジャパン、水ビジネス等々。近年の経産省の研究会等のテーマだ。その中で昨年末から「セルフメディケーション推進に向けたドラッグストアのあり方に関する研究会」がスタート。2月中には報告書をまとめる
◆セルフメディケーションと言えば、日医と日薬との間で物議を醸した簡易検査が「定義」「主導権」問題にまで発展したことは記憶に新しい。それを尻目に経産省は医師会・薬剤師会を含まぬ流通業系委員中心の同研究会を設置
◆既に同省では2009年に「医療産業研究会」を設置。医療の国際化、医療情報のデジタル化・標準化、さらには「医療生活産業」という“防空識別圏”も提示した
◆国際化や個人情報保護法に関わるビッグデータの活用等デジタル化など、既に関連報道も多い。医療生活産業も「健康寿命の延伸」のもと同研究会をはじめ個別政策が行われよう。省庁間の綱引きにも映るが、“拠点”を含め、いずれの“箱”でも薬剤師が必要とされる意識改革と活躍できる戦略が望まれる。
「医療生活産業」という“防空識別圏”
2015年01月28日 (水)
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