エスエス製薬は、シミ・そばかす、ニキビなどの肌トラブルを改善するOTC医薬品「ハイチオール」シリーズの新製品として、抗酸化・代謝を正常化する作用により、1日2回の服用でシミ・そばかすを体の内側から治す「ハイチオールCホワイティア」(第3類医薬品)を、3日から新発売した。好評発売中の「ハイチオールCプラス」が1日3回服用なのに対して、朝と夜の1日2回服用としたことで飲み忘れを少なくすると共に、錠剤の小型化も実現するなど、より継続しやすく改良した。
ハイチオールシリーズは、気になるシミ・そばかす、肌荒れ、ニキビといった肌トラブルを、代謝を助けるアミノ酸「L‐システイン」で内側から改善するのが特徴。エスエス製薬では、1960年代からいち早くL‐システインの研究を始め、製剤化に成功。72年にハイチオールCが誕生以降も研究を続け、バージョンアップやシリーズ製品の新発売を重ねている。
ハイチオールブランドの主力品では、シミ・そばかすのほか日常の疲れやだるさにも効く「ハイチオールCプラス」(第3類医薬品)、L‐システインとビタミンB2・B6のダブルの効果が、肌荒れやニキビの緩和に効く「ハイチオールB」(第3類医薬品)を展開中。
新たに加わった「ハイチオールCホワイティア」は、シミ・そばかすへの効果を高めるためには、用法用量を守り、継続的に服用することがより効果的ということで、1日2回の服用に改良。さらに、独自の製剤技術により、有効成分の濃度を高めながら(ハイチオールCプラスと比べ、1錠当たり1・5倍のL‐システインを配合)、錠剤の大きさもハイチオ
ールCシリ
ーズ最小の直径8・7mmと、より飲みやすい小型化も実現した。
成人1日量(4錠)中に、L‐システイン240mg、アスコルビン酸(ビタミンC)500mg、パントテン酸カルシウム30mgを配合した白色のフィルムコーティング錠で、[1]メラニンの生成を抑える[2]黒色メラニンを無色化[3]メラニンの排出を促す──というメラニンの仕組みに働きかけ、体の内側から改善していく。肌の代謝(ターンオーバー)を助けるのが特徴だが、同社では「新しい肌が表面の肌に成長するまで時間がかかるため、3カ月の継続服用が効果的」としている。
税別希望小売価格は、40錠1650円、120錠4500円。