調剤薬局向けソリューションを展開するユニケソフトウェアリサーチ(東京渋谷区)は、同社の提供する電子薬歴システム「P-POSi」と連携する新サービス「P-POS FreeStyle」を20日から発売を開始した。使い慣れたPCでの操作性をタブレットでも実現することで、在宅療養支援など薬剤師の活動範囲拡大をサポートする。
「P-POS FreeStyle」は、電子薬歴システムの最新バージョンである「P-POSi」に登録されている患者情報や最新の医薬品情報を、薬局内の狭小な場所や待合室など、時間や場所にとらわれず利活用できる。
薬局外からの通信(IP-SEC+IKE)で薬局とつなぐこともでき(別途費用が必要)、薬局外の電波環境の悪い場所でも操作できるオフライン機能も装備している。
地域包括ケアシステム推進の中で、薬剤師の活躍範囲も在宅療養先、医療関連施設へと広がっているだけに、同サービスへの注目も集まりそうだ。料金体系は、初期費用20万円(薬局単位)、月額費用は台数ごと7000円(タブレットのレンタル料含む)。このほか、タブレットの管理を自ら行う薬局には、別途コーポレイトライセンスを用意している。
問い合わせは、同社MHCネットワーク事業部営業部(TEL03・5466・4230、FAX同4232、メールはinfo@unike.co.jp)まで。