第一三共は、メトヘモグロビン血症治療剤「メチレンブルー静注『第一三共』」(一般名:メチルチオニニウム塩化物水和物)を新発売した。
同剤は「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で開発企業の募集が行われていた薬剤で、中毒性ヘモグロビン血症を適応とする。
用法・用量は、通常、生後3カ月を過ぎた患者には、メチルチオニニウム塩化物水和物として1日1~2mg/kgを5分以上かけて静脈内投与する。投与1時間以内に症状が改善しない場合は、同量を繰り返し最大7mg/kgまで投与できる。新生児と生後3カ月以下の乳児には、メチルチオニニウム塩化物水和物として1回0.3~0.5mg/kgを5分以上かけて静脈内投与し、投与一時間以内に症状が改善しない場合は、同量を繰り返し投与できる。