厚生労働省は20日付で、新薬16成分28品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が9成分15品目、注射薬が5成分11品目、外用薬が2成分2品目。2成分に原価計算方式を適用し、ジェンザイム・ジャパンのゴーシェ病経口治療薬「サデルガカプセル」とノボノルディスクファーマの遺伝子組み換え血液凝固第XIII因子製剤「ノボサーティーン静注用2500」に営業利益率の上乗せを行った。
▽ワントラム錠100mg(日本新薬):トラマドール塩酸塩を有効成分とする経口持続性鎮痛剤。非オピオイド鎮痛剤で治療困難な癌疼痛や慢性疼痛の適応で使用する。
同社の「トラマールOD錠」を比較薬として規格間調整で算定した。予測市場規模はピーク時の9年目で46万人、64億円。
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