病院から院外薬局への患者情報の提供について、臨床検査値を処方箋に印字・記載している施設の割合が5.1%だったことが、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の調査で分かった。疾患名を処方箋に印字している施設も3.3%あったほか、検査値をお薬手帳に印字している施設も9.2%あり、病薬連携のあり方が多様化していることがうかがえた。
調査は、全国の医療機関における医薬品安全性情報の活用状況などを把握することを目的に、昨年12月15日から今年3月13日にかけて、全国の8481病院を対象に実施されたもの。病院から薬局への患者情報の提供状況を見たところ、44.0%の施設が何らかの患者情報を提供していることが分かった。
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